概要
物理的な現場の業務は、手がかりとなるデータを絶えず生み出しています。コンプレッサーの振動特性、トラックの燃料消費、ポンプの吐出圧力、許容範囲から外れつつあるコールドチェーンのコンテナなどです。しかし、その多くは、対応できる立場の人に届くことがありません。独自仕様のコントローラー、孤立したヒストリアン、そしてそもそもデータの共有を想定していないデバイスの中に閉じ込められているためです。
iQsolutionsは、物理世界とデジタル世界をつなぐレイヤーを開発します。MQTT、OPC UA、Modbus、CAN busといったフィールドプロトコルから、エッジゲートウェイやクラウドのIoTサービスを経て、保守、配車、計画の意思決定を支える時系列プラットフォーム、ダッシュボード、モデルに至るまでを手がけます。
制御技術(OT)には、一般的なソフトウェアにはない重大な影響が伴います。当社の支援は、この事実を前提に組み立てられています。OTネットワークをITネットワークから分離し、読み取り専用の連携を原則とし、ISA-95およびISA/IEC 62443の考え方を踏まえて設計します。また、プラントエンジニアと安全管理責任者を、事後に報告を受ける関係者ではなく、意思決定者として位置づけます。
この領域のサービス
この領域の特長
- 01
プロトコルへの深い習熟
Modbusのレジスタマップ、OPC UAの情報モデルから、J1939のパラメータグループ、Sparkplug Bのペイロードまで、現場ですでに使われている言語で作業します。これにより、全面的な入れ替えを前提とした計画ではなく、既存の資産を起点に連携を始められます。
- 02
スピードより安全を優先
読み取りを主体とした連携、分離されたネットワーク、そしてあらゆる書き戻しに対する明示的な承認経路を採用します。当社のすべての設計判断において、操業の継続性と人員の安全は、機能開発のスピードよりも優先されます。
- 03
エッジからクラウドまでの計画的なアーキテクチャ
レイテンシー、帯域幅、通信の途絶、データ所在地の要件、生のテレメトリーを転送する実際のコストを比較検討し、エッジで実行する処理とクラウドで実行する処理をワークロードごとに判断します。
- 04
データだけでなく、意思決定を
テレメトリーは、行動を変えたときにはじめて価値を生みます。保守時間帯の設定、ルート変更、点検といった具体的な業務上の意思決定を目標に設計し、信号から対応に至るまでの経路を計測できるようにします。
支援の形態
コネクテッドシステム評価
デバイス、プロトコル、ネットワーク、ヒストリアン、データフローを体系的にレビューし、連携マップ、リスク登録簿、そして運用部門とIT部門の双方が支持できる、優先順位付きのアーキテクチャ提言を作成します。
範囲を限定したパイロット
単一のライン、拠点、車両グループ、または設備クラスをエンドツーエンドで計装し、より広範な展開を決定する前に、データ品質、接続性、オペレーターにとっての有用性を検証します。
プラットフォーム構築・展開拡大
専任のエンジニアリングチームが、デバイスのオンボーディング、パイプライン、ダッシュボード、アラート、分析を含む本番プラットフォームを構築し、堅牢化します。そのうえで、文書化されたランブックと計画的な社内チームへの引き継ぎとともに、複数の拠点へと展開します。
コネクテッドシステムの取り組みについて相談する
背景をお聞かせいただければ、iQsolutionsのエンジニアが検討のうえ、次のステップをご提案します。ご契約の義務はなく、自動送信の営業メールをお送りすることもありません。